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ビットコインなどの仮想通貨に触れていると必ず目にする言葉「マイニング(採掘)」

でも、マイニングという言葉の意味をちゃんと理解できていないという人も多いのではないでしょうか?

そこで、仮想通貨のマイニングの意味や仕組み、そして自分でマイニングできる方法について、ここで詳しく解説していきます。

■仮想通貨のマイニング(採掘)とは?


仮想通貨のマイニング(採掘)について、ビットコインを例に解説します。

ビットコインの場合、ビットコインのトランザクション(取引)を承認することで新しくブロックを生成し、その報酬としてビットコインをもらうことをマイニングといいます。

そして、パソコンなどのマシンパワーを提供して承認作業に協力し、マイニングを行う人のことをマイナー(採掘者)といいます。

承認作業を行うことで、最も速く新しいブロックを生成したマイナーのみが報酬を手に入れることができるため、鉱脈から金を掘り当てることになぞらえています。

ビットコインの新規発行は、すべてこのマイニングの報酬の支払いとして行われています。

この仕組みをプルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work:PoW)といい、これがビットコインをはじめとするいくつかの仮想通貨のマイニングの仕組みです。


■マイニング(採掘)の3つの方法


仮想通貨のマイニングには大きく分けて3つの方法が存在します。ソロマイニング、クラウドマイニング、プールマイニングの3種類です。順番に解説していきましょう。

◆ソロマイニング

ソロマイニングとは、ASIC(マイニング専用のICチップ)や高性能のGPU(グラフィックボード)を駆使して個人でマイニングを行うものです。

これによってマイニング活動を黒字化するには非常に高価な機材を揃える必要があり、中国のような電気代の安い土地でビジネスとしてマイニングを行っている事業者と競い合う必要が出てくるため、一個人がソロマイニングを行うのは基本的に不利です。

さらに、個人でマイニングを行うためにはコンピュータに関する知識も必要になってくるため、非常に難易度の高い方法です。

ただし、マイニングの競合がいない新しくローンチされたばかりのアルトコインや知名度の低いアルトコインでマイニングを行えば、強力な事業者と競う必要がなく、一個人で黒字化を狙うことができ、また、コインの将来的な値上がりを期待することもできます。

反面、そのようなアルトコインを狙うと、マイニングした通貨が値上がりしないどころか開発がとん挫して価値がなくなってしまうリスクもあるので注意が必要です。どのアルトコインをマイニングするのか、その見極めにかかっているといえます。

そのため、3つのマイニング方法の中では最もハイリスク・ハイリターンな方法です。

参考までに、マイニング用機材として人気の高いGPUの1つであるNVIDIA GTX-1070は、2017年12月現在約5万円で購入することができます。

◆クラウドマイニング

クラウドマイニングとは、大量の高性能機材を揃えてマイニングを行っている事業者と契約して契約料を支払うことでハッシュパワーの一部を購入し、その見返りに報酬を得る仕組みです。

ハッシュフレア(HashFlare)やジェネシスマイニング(GenesisMining)、ビットコインドットコム(Bitcoin.com)が有名です。

各社の契約内容は以下の通りです。
マイニングとは1

それぞれ契約期間や最低購入単位が異なるため、単純に契約料だけで比較することはできません。

また、契約はいつでもできるわけではなく、会社の保有する機材の量の関係で、契約プランが売り切れになっている場合もあるため、各ウェブサイトで在庫状況を確認する必要があります。

売り切れになっていても、定期的にウェブサイトを確認することで、在庫が復活していることがあります。

このように、1年以上の長期間の契約を行い、先払いで契約料を支払う仕組みになっているため、マイニングを行う通貨の価格が契約時点よりも上昇すれば利益が大きくなり、短期間で投資額を回収することが可能です。

反面、契約時点よりも価格が下落してしまうと、投資額が回収できなくなってしまう危険性があります。

クラウドマイニングのメリットは、何といっても自分で機材を用意する必要がないことです。

会社が保有する機材の一部を借りる形となるため、契約料を支払うだけでマイニングを行うことができます。

投資額さえ回収してしまえば、あとは契約期間が終了するまで利益を得ることができますし、永久契約であれば半永久的に利益を得ることが可能です。

デメリットとしては、会社が倒産してしまって投資額が回収できないリスクや、先払い契約であるために投資額の回収に時間がかかることが挙げられます。

◆プールマイニング

プールマイニングとは、自分のパソコンのマシンパワーをネット経由で提供することで、そのマシンパワーの大きさに応じて報酬を受け取るサービスです。

マイナーゲート(MinerGate)やナイスハッシュ(NiceHash)が有名な事業者です。

各社の対応通貨と手数料はこのようになっています。
マイニングとは2

同じプールマイニングでも、マイナーゲートはマイニングを行う通貨を自分で選択でき、報酬はマイニングした通貨で支払われますが、ナイスハッシュは相場やディフィカルティ(difficulty:採掘難易度)を勘案して最も効率のいい通貨が自動で選択され、報酬はビットコインで支払われる仕組みです。

そのため、将来的な値上がりによる利益を狙う場合はマイナーゲートが向いていますが、値動きにかかわらず安定的な収益源としたい場合はナイスハッシュが向いています。

マイナーゲートが対応している通貨のいくつかは上場している取引所がなく、換金できない場合があるため注意してください。

これらプールマイニングのメリットは、ソロマイニングのように高価な機材を揃える必要も、クラウドマイニングのように料金を支払って契約する必要もない手軽さです。

パソコン1台あれば誰でも、マイニングプールが提供しているマイニング専用ソフトをインストールし、報酬を入金してもらうためのウォレットアドレスを入力し、何度かクリックするだけで簡単にマイニングを始めることができます。

デメリットは、マイニングを行う環境にもよりますが、得られる報酬が少ないことです。

かかるコストが電気代だけですむ反面、収益も少ないので、長期間パソコンを起動したままにしておいて、電気代と報酬の差益を得ていくことになります。

3つのマイニング方法の中では最もローリスク・ローリターンな方法です。

■スマホでもマイニング(採掘)できる!

上記3つのマイニング方法は、すべてパソコンやASICといった処理能力の高いコンピュータを使用したもので、プールマイニングに参加する場合も基本はパソコンを使うことになります。

ただし、スマートフォンを使ってマイニングを行うこともできないわけではありません。

プールマイニングのマイナーゲートがAndroidスマホ向けマイニングアプリ
をリリースしているため、これを利用することでAndroidスマホによるマイニングが可能です。

しかし、パソコンと比較すると処理能力が劣るために収益が少ない上に、スマートフォンのバッテリー劣化を早めたり、端末が熱くなってしまったりするため、残念ながら実用性は高くありません。

パソコンでのマイニングが難しい場合は、無理にスマートフォンでマイニングをするよりも、クラウドマイニングを利用したほうがよさそうです。

■マイニング可能な通貨一覧

全てではありませんがマイニング可能な仮想通貨をご案内します。

採掘可能通貨一覧と通貨別の評価を、出来高・開発状況・取引所の数・採掘難易度4つの要素をベースとして表にまとめました。
マイニングとは3


結論、MinerGateを使って採掘をする場合はMONERO(XMR)のマイニングが一番効率が良いということになりました。

資金をつぎ込むわけではないので少しでも将来的に数倍になる通貨を採掘してみたいという方は、上のリストのByteCoin(BCN)やAeonCoin(AEON)を採掘してみてはいかがでしょうか?

■まとめ

仮想通貨のマイニングは技術的な知識が必要となるため、少し参入のハードルが高い印象を受けるかもしれませんが、クラウドマイニングとプールマイニングのように、知識がなくても手軽に参加できるマイニングサービスも存在します。

また、トレードよりも長期的な視点での投資となるため、短期的に稼ぐにはあまり向いていませんが、長期的な値上がりを見越してマイニングを続けることで、結果的にトレードよりも大きな利益を上げることができる可能性もあります。

マイニングに興味がある人は、ぜひこの記事を参考にして、マイニングに参加してみてください。




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