IOTA(アイオータ)といえば、昨年Bitfinexに上場した日に500倍まで価値が上がったという話が有名ですね。

一時期時価総額四位にまで躍り出たIOTA(アイオータ)、その仕組みは、実はビットコインをはじめとする他の仮想通貨と大きく異なります。

今回はそんなIOTA(アイオータ)をわかりやすく徹底的に解説いたします。


IOTAの概要

IOTA画像1
通貨記号:MIOT

開発日:2016年7月

発行枚数:2,779,530,283

公式サイト:https://www.iota.org/

IOTA 日本語情報サイト:http://lhj.hatenablog.jp/entry/iota


IOTA(アイオータ)とは

IOTA(アイオータ)とは、Tangleというブロックチェーンを応用した分散型台帳を用いることで、手数料の一切かからない決済を可能にしたIoTに最適な決済システムです。

このシステムにおいて重要なのは、ブロックチェーンとは異なるアーキテクチャを用いることで、ブロックチェーンの課題であった、大量のマイクロトランザクションの処理とマイクロペイメントを可能にしたということです。

IOTAはIoTデバイス間の決済として使用される事を目指しており、ブッロクチェーンではなくDAG(Tangle)というシステムを世界で最初めて使用した通貨になります。


IoTとは

IOTAを知る為には、欠かせないのがIoTになります。

IoTはInternet of Thingsの略で、私たちが生活するうえで、身の周りに存在するモノとインターネットとモノを接続したもので、IoTによりモノを情報管理する事が可能になります。

世の中ではIoT化が進んできていますが、IoTが抱える問題をIOTAは解決していきます。

IoTの問題
IoTと仮想通貨を繋ぐ中で1つ大きな問題となっていたのが取引手数料になります。

ブロックチェーンでは、1つのブッロクを承認する為には承認者必要で、承認者にが報酬という名の手数料を支払う必要があります。

IoTではリアルタイムでの支払いが頻繁に行われており、その1つの支払ごとにブロック承認を必要とすると、掛る手数料が高くなってしまうのです。

そんな手数料の問題を解決するのがIOTAのDAGネットワークになります。


DAGとは

DAGは有向非巡回グラフと呼ばれ、向き有り巡回出来ないように、複数のチェーンで繋がられている形で取引を記録していくネットワークです。

ブッロクチェーンとの大きな違いは、取引の処理方法と処理された取引情報の繋ぎ方になります。

ブロックチェーンは、複数の取引をまとめて1つのブロックとして処理し、ブロック同士を1方向に1本で繋いでいきます。

それに対し、DAGは1つ1つの取引ごとに処理が行われ、一方向に複数の線で繋いでいきます。

これにより、DAGではメッシュ状の複雑なネットワークが生成されていくのです。

DAGでは、ブロック内にデータを収容する必要がなくブロック自体が生成されないので、ブロックを処理するマイニングが発生せず、またブッロクサイズが原因による送金遅れの発生がなくなるのです。

IOTAのメリット

・暗号通貨初の送金手数料0
今までものべてきましたが、他の暗号通貨との一番大きな違いとも言えるでしょう。

他の通貨の手数料は取引額によらず一律のものが多いので少額の取引には向いていませんでしたが、IOTAの登場により少額の取引が可能になりました。

これはビットコインに対する優位性で決済に向いているともいえるでしょう。

・セキュリティが強固
Tangleによって、IoTデバイス間でデータの信頼性を担保したネットワークを構築できますが、様々なデバイスが秘密鍵を持つことになります。

これだけ聞くとセキュリティの甘いものに聞こえますが、そうではありません。IOTAではアドレスや秘密鍵は一回ずつ異なるものに変わります。

よって他の通貨よりもセキュリティは強固なものと言えるでしょう。

・量子コンピューターに対する耐性がある
今仮想通貨界において問題視されているのは量子コンピューターの対応です。

量子コンピュータが実現されると、N個のデータの中から適するもの1個を見つける作業の効率が従来のコンピュータの約√N倍になります。

今のビットコインのブロックチェーンでは平均2^64のノンスをチェックする必要があるので、量子コンピューターでは2^32倍も計算速度が上がります。

しかしIOTAでは根本的に今のマイニングにおけるチェックすべきノンスの数は3^8のオーダーなので、量子コンピューターを用いても約3^4倍程度にしかなりません。

よって、IOTAはビットコインに比べ量子コンピューターに対する耐性があるといえるでしょう。


まとめ

IOTAのシステムはブロックを繋げるブロックチェーンとは違い、蜘蛛の巣状に広がるという点で、他の通貨とは異なった方法で応用していてかなり未来がある通貨だと思います。

今後、決済を全て自動で管理するような社会になっていく可能性を見せてくれる期待がある通貨です。

IOTAのニュースは常に追っていくべきだと思います。



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